ネコ、ついに病院にいく。

こんばんちわ。水戸屋です。

去年の夏くらいから我が家に
遊びに来ていた野良猫、にゃあちゃん

夜は大抵お出かけしていますが、
とある日、定位置に箱座りしていました。
夏に箱座りとは珍しい、と思いましたが
とりあえずおやすみを言って就寝。
次の日の朝も同じところにいて
調子が悪いんだなと察しました。

今までも何度か体調を崩す事がありましたが
一日寝れば復活していました。
しかし今回は二日経っても復調の兆しなし。
立てない、座れない、歩けない。
トイレの時にだけ頑張ってヨロヨロ歩いて
用を足して、ヨロヨロ帰ってきて寝る。
好きだったのび〜も全然やらない。

のび〜〜


あくびも口が全開にならない。
体をペロペロする余裕もない。
尻尾だけが唯一元気です。

野良猫を病院に連れて行くのに
迷いもありましたが、
このまま死んだら絶対後悔する!
と思って立てなくなってから三日目に
意を決して病院に電話しました。

うちにはキャリーがなかったのですが
「緊急の場合はタオルで包めば大丈夫」
とあったのですが
そこの病院はダメなようでした。

「洗濯ネットに入れて段ボール」
でもいいとのこと。
一瞬耳を疑いましたが
あのネットに入ると猫は落ち着くそうです。

突然ネットに入れられて
暴れたりしないだろうか。
と不安になりましたが、
暴れる元気もないくらいに弱っていました。

生きています。



車に乗るのもおそらく初なので
最初こそ「に”や”〜〜」と言ってましたが
そのうち疲れてぐったりしてました。
車で10分もかからない道のりが
めっちゃ長く感じました。

無事到着、車の中で問診票を書きます。
血液型、歳、病気の有無、
当然だけど分からないことだらけです。

わかることだけ書いて提出
「電話で呼ぶので車で待機」です。

野良でなんの予防接種もしてなくて、
しかもノミダニもいるので当然です。

小一時間待ってようやく呼ばれてました。
初の診療台。「まず体温測ります。」
突然おしりに体温計をぶっ刺されました。
にゃあもビクッとしてましたが堪えてました。
結果、熱があるとのこと。

ノミダニの薬を肩甲骨のとこに塗られます。
わたしも市販の薬は使ってみましたが
あまり効果は見られず、
先生曰く「全然効かない」とのことでした。

そして次は採血。
人を傷つけるかもしれないので
爪を切られます。
初のエリザベスカラーをつけられて
ちょっとテンパってるにゃあちゃん。
二人の看護婦さんに手足を押さえられて
足から血を取るのですが
信じられないくらい大暴れしました。
今まで聞いたことのないにゃあの低い声。

先生は「殺されると思ってるんだよねー」
などと余裕な感じですが
わたしは泣きそうになりながら
「にゃあちゃん、がんばれ、大丈夫だよ!」
と呼びかけました。
またしてもすごい長い時間に感じた。
1分くらいだと思いますが。

やっと終了、結果が出るまで車待機。
カラーをつけたにゃあちゃんは不安そうな目。
「よくやった!」と褒めて泣きました。
こんなことしない方が良かったんだろうか。

もう疲れたにゃ



血液検査の結果が出るまでも長かった…
にゃあちゃんも疲れて寝てしまいました。
わたしもなんだか眠くなってきて
近くのドラッグストアに買い物に行こうかなぁ
なんて余裕が出てきた時に電話が鳴ります。

再び段ボール抱えて院内へ。
血液検査の結果は、なんとオール白!
職場の猫先輩に聞いていた
白血病もエイズもフィラリアも陰性。
正直ほっとしました。



血はその他の数値もほぼ良好

一個だけ高値だったNEU。
感染症による炎症や
自己免疫疾患で高くなるそう。
それと低値のEOSというのが
ストレスで下がるとのことで
「にゃあちゃんにストレス掛けてる?」
と不安になりましたが
先生は「具合が悪くなってる
ストレスだから大丈夫」

と言ってくれて一安心。

肝心の原因は、何かに感染して戦っている
というアバウトなものでした。
やっぱ詳しくは分からない。猫だもの。

「レントゲンも撮りたい」というので
やってもらいました。
ここまできたら健康診断です。

財布には3万円。
これでお釣りが来るだろうと思ってましたが
なんだか怪しい気配がしてきました。


「じゃあ、にゃあちゃん頑張ろうね〜」
と連れ去られて行ったので
ちょっと不安になりましたが
すぐに帰ってきました。
写真30分かかります。と言われたので
またしても車で待つことに。
どんどん暗くなっていく。
にゃあちゃんはもう車に慣れたのか
疲れてクークー寝てました。

長くて30分と思ってましたが
ここでも一時間待ちました
動物病院てこんなもん?
まぁ飛び込みの患者だから仕方ないか。

レントゲンの結果、これまた問題なし。
もう、一体なんなんだろう。
わたし「おじいちゃんだから寿命ですかね?」
先生「そんなに歳とってない。3.4歳かな
だって。なんということでしょう。
10歳越えたおじいだと思っていた
にゃあちゃんは若かった!

なので結論はレントゲンを撮る前と一緒で
何かに感染して戦っている。
ので注射を打ちますと。
このまま家で養生と言われると思っていたので
なんらかの処置をしてくれることに
安堵しました。

あと皮下点滴というのもやる?
と聞かれますが、一体なんのことやら?
でもいいものはなんでもやってほしい!

先生が「今いくら?」
と看護婦さんに聞いています。
そう、それね!わたしが最も知りたいやつ!

「今28,000円くらいで
点滴が3,000円だけどやる?」とな。

もうやって頂戴よ!2万も3万も変わらんよ!

点滴は背中に針を刺して直接栄養を送ります。
肩あたりがぶよぶよしてきました。
されてる本人はなんか気持ち悪いのか、
お尻をもぞもぞしていました。
点滴が終わって抗生物質の注射をして
ようやく終了です。

今後一週間、お薬を飲むそうです。
先生に「投薬用ちゅ〜る100円だけど買う?」
と聞かれて即決しました。
100円がちっぽけな存在になってきます

合計31,185円。
16時過ぎにきて、病院出たのが20時でした。

なんかもう色々疲れました。
にゃあちゃんの今後はまた今度〜〜

ではまた〜^^



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