今回はドライブde神社めぐり、水戸屋です。
島根って大きな湖が二つあるんです。
大きいっても琵琶湖の四分の一くらい、多分。
その名も中海(なかうみ)と宍道湖(しんじこ)。
中海は「海」ってだけにほんのり海とつながってます。
その中海の北にある「美保関」(みほのせき)
というところに行ってきました。
神社はみほ神社。
同じ島根県でも狛犬たちはちょっと違う感じでした。
深いぜ、狛犬。
一番手、おすわりの丸座です。でかいです。
それで目が青い…異国の方です。
目からビーム出そうです。
目は素材が石ではないと思われます。
嘉永三歳と彫ってありました。
三歳ってなに?三年のことですかね。
二番手、おすわり型、焼き物風です。
この二匹は拝殿の左右に鎮座しています。
今風の顔つきですが背中に「文政十三庚寅年」とありました。
う〜ん、新しすぎる…複製ですかね。
と思ってたらどうやら平成二十二年に奉納されたようです。
背中の文字は一体…初代の複製なんですかね。
三番手、構え獅子です。
ようやく島根っぽい犬ですが、
この人たちはあんまり人が通らないところにおりました。
吽はまだいいけど阿は結構キテますからね。
落ちた尻尾が横に添えてあるのがなんだかほほえましい。
もしかしたら過去犬かも。
境内社の二匹。おすわりの座一体型です。
これは独特ですね。阿吽も逆です。
ちょっとわかりづらいですが、阿はのけぞっています。
確実に誰かを見て威嚇してる。飼い犬のようですね。
体もつるんとしていて狛犬らしからぬ印象でした。
これまた境内社の二匹。
おすわりでも構えでもない、直立不動型です。
新型あらわる。
吽は座って見えますが阿がよくわかりません。
前者とはうってかわって、こちらは体がゴテゴテしております。
体は正面だけど首だけこっちみたいな違和感あります。
見れば見るほど味があります。
やや沖縄感。
その昔、干ばつが続いてどの井戸も干上がってしまった時に
美保大明神に雨乞いしたところ、お告げがあり
この場所を掘ってみたところ水が出たそうな。
井戸は塞がれてるけど、手前のポンプみたいのから水が出まっせ。
これは珍しい本殿お二つです。
別々の神がいる模様。
大社造の間をつないだ特殊な形式で
「美穂造」or「比翼大社造」と呼ばれているそうです。
拝殿は壁も天井もないそうで
優れた音響効果をもたらしているそうな。
音楽の神様らしい。
ここの拝殿本殿は見事です。一見の価値あるっす。
放水銃です。
よほどのことがないと登場しないんだろうけど
一度見てみたいな。どういう銃なのやら。
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